建てられてから40数年経過している、大型ショッピングモールの解体工事。この辺りは水位が高く、安全安心に解体を実施するために、ディープウェル工法(水中ポンプで汲み上げ地下水位を低下させる)を採用。また、建物浮上がり防止のアースアンカーまで撤去しました。

東京オリンピックで使用された選手村のメインダイニング（食堂）の解体工事。都の別の建物の建設資材として再利用(リユース)するため、建物に使用されていた鉄骨材と外壁を生かし取りしながら、取り壊しを実施しました。SDGｓの観点から廃棄物の削減と３Ｒ活動の促進に貢献できました。

住宅地に隣接した複合商業施設であったため、近隣対策がより一層求められた解体工事。安全で効率的な解体が重視されたため、特殊な重機（最大級の大型重機SK3500D）を使用し、解体工事を施工しました。

交通量の多い道沿いにあるショッピングモールでの解体工事。解体工法としては、一般的な地上解体で対応しましたが、自走式破砕機を使用し、解体で発生したがれき類を再生砕石化させ、路盤材として再利用しました。「循環化」や「サステナブル」を重視する社会において、環境に優しい工事を実施しました。

千葉県千葉市の稲毛駅前にある旧JT工場の解体工事。高層マンションに囲まれた場所であり、JRの線路沿いでもありました。近隣住民の方への配慮やJRからの工事規制等により厳しい条件での解体工事となりました。大型重機を地上から使用しての解体方法を選定しましたが、壁倒しによる振動を抑えるために上層部は圧砕小割での解体、基礎はブレーカーを使用することなく圧砕のみで行いました。

名古屋市中区の伏見駅すぐそばにある御園座を含めた共同ビルの解体工事。街中であり、敷地が限られた中での工事でした。工期、建物の構造上の制約もあり、階上解体ではなく、大型重機を地上から使用しての解体工法を選定しました。地下部分を砕石で埋戻し、ハイリフト機を使用して解体を行いました。

愛知万博ではアジア各国(コモン1)、南北アメリカ各国(コモン2)、オセアニア・東南アジア各国(コモン6)、グローバルループ等、万博のあと解体された工事の60％以上を請負いました。環境へ配慮した現場作りが求められたため、3Rシステム（リデュース、リユース、リサイクル）を徹底し、環境負荷の低い解体工事を実現しました。

名古屋駅前の交通量、人の流れ共に多い場所での解体工事。地下の解体工事では切梁のあるなかで多数の専用重機を投入して工程にまにあわせることができました。当時の名古屋市の解体物件としては、最大規模のものでした。